月暦 · 10月
10月の月 10月
10月には夜が優勢になり、この月の満月は「ハンターズムーン」と呼ばれます。刈り取られたあとの畑は獲物を丸見えにし、まだ短い間隔で続く月の出は夕方の光を延ばしてくれました。冬を前に狩りをし、蓄えを満たすための時期だったのです。地平線近くではしばしば銅色に染まり、立ちこめる霧や落ち葉、家に戻って暖まりたくなる気持ちに寄り添う月です。
月暦のポイント
- 伝統的な満月の名前
- ハンターズムーン
- 名前の由来
- 刈り取られた畑と丸見えの獲物。冬の蓄えのため、月明かりを頼りに狩りをした
- 季節
- 秋の定着、夜が昼より長くなる
- 空の見どころ
- 大気の厚みを渡るため、昇るときはしばしば銅色に染まる
- 今月のキーワード
- 見通し
10月の月の気配
10月、夜は正式に昼への優位を取り戻します。朝霧が立ちこめ、木の葉が落ち、月は早い時間に姿を見せます。この月の満月は夕方の始まりに昇り、みんなが見ることのできる時刻に、地平線でくぐる大気の厚みのせいで、まだ赤みを帯びています。
その銅色の色合いに、なぞめいたところは何もありません。地平線近くでは、月明かりがより厚い大気の層を渡り、青みがこし取られて暖色だけが通り抜けるのです。月が高く昇るにつれ、ふたたび銀白色を取り戻します。この完全な光景は一時間もかかりませんが、その瞬間に立ち会う価値は十分にあります。
なぜ「ハンターズムーン」と呼ばれるの?
ハンターズムーンは、ハーベストムーンのあとに巡ってくる満月です。畑が刈り取られると、夏に太った獲物が野ざらしになり、まだ短い間隔で続く月の出が夕方の光を延ばしてくれました。人々は冬の前に蓄えを満たすため、月明かりを頼りに狩りをしたのです。
この名前は、秋のうちから冬に備え、食料庫を満たしていた時代を物語っています。ほかの伝統では「フォーリングリーブズムーン(落ち葉の月)」や、鳥たちが渡っていく頃を指す「マイグレイティングムーン(渡りの月)」とも呼ばれます。これらの名前はどれも、同じ動きを語っています。自然が荷造りを始めているのです。
10月のやさしい習慣
10月は、夕方早くの散歩によく似合います。満月は仕事帰りの道に寄り添ってくれるほど早い時間に昇り、通りの角や畑の端でそれを目にすることは、それだけでちょっとした出来事です。月が高さを増すにつれ、銅色から銀色へと移り変わっていく瞬間を見届けてみましょう。
伝統は、ここに見通しの時期を読み取ります。片づけ、仕分け、暗い季節に向けて象徴的に蓄えを満たすのです。それは小さなことでいいのです。整理された戸棚ひとつ、絞り込まれたリストひとつ、長い夕方に備えて整えられた住まいひとつ。
庭仕事はどうする?
庭では、10月は春咲きの球根を植え、宿根草を株分けし、寒さに弱い植物を守る時期です。手順は10月の月の庭仕事カレンダーでご案内しています。
10月の月相(正確な日付)
暦から算出した日時を東京時間で示し、毎晩計算しなおしています。満月・新月カレンダーで一覧を確認できます。
よくある質問
- ハーベストムーンとハンターズムーンは同じものですか?
- いいえ。ハーベストムーンは秋分にいちばん近い満月で、ハンターズムーンはそのあとに巡ってくる満月です。年によって、ハンターズムーンは10月か11月初旬に訪れます。正確な日付はこのページでご確認いただけます。
- なぜ10月の月はオレンジ色に見えるのですか?
- 満月はどれも、地平線近くではそう見えます。そこでは光がより厚い大気の層を横切り、青みが散乱してこし取られ、暖色だけが通り抜けるためです。10月には夕方早くにそれを目にすることが多く、低く銅色に染まっているため、そう評判になっているのです。