月暦 · 11月
11月の月 11月
11月は日が早く暮れ、満月はすでに空高くまで昇っています。この満月は「ビーバームーン」と呼ばれ、凍りつく前にダムづくりを終えるビーバーにちなんで名付けられました。この月は曇り空という評判がありますが、澄んだ夜こそ月を眺めるのにもっとも美しい機会です。空を長く渡り、冷たい空気のなかで輪郭がくっきりと際立ちます。あらゆる意味で、避難所を築く月です。
月暦のポイント
- 伝統的な満月の名前
- ビーバームーン
- 名前の由来
- 池が凍りつく前に、ビーバーがダムづくりを終える時期
- 季節
- 秋の真ん中、午後が終わる前に日が暮れる
- 空の見どころ
- 満月は空高く昇り、長い時間見え続ける
- 今月のキーワード
- 避難所
11月の月の気配
11月には、午後が終わる前に日が暮れ、空は違った姿を見せます。裸の枝々、最初の霜、肌を刺す空気。満月は冬に向けた昇りを始め、夏よりも目に見えて高い位置に昇ります。夕方の始まりから朝にかけて、長い時間空を渡り続けます。
この月は曇り空という点では評判がよくありませんが、晴れ間が広がると、それに応えてくれます。冷たい空気は水分が少なく、月は夏には決して見せない鋭さをまとうのです。霜の上に昇る満月の夕方は、一年でもっとも美しい月明かりのひとつです。
なぜ「ビーバームーン」と呼ばれるの?
11月は、北米のビーバーがダムづくりを終え、水面下に枝を蓄える時期です。池が凍りついてしまう季節に備えた食料庫です。先住民、そしてのちに毛皮猟師や農事暦は、この仕事を見守る満月に、この動物の名前を与えました。
この光景が何世紀も語り継がれてきたのは、誰の心にも響くからです。寒さの前に避難所を築き、栄養となるものを蓄え、隙間をふさぐこと。ヨーロッパの地域によっては「フロストムーン」や「ミストムーン」とも呼ばれ、その月の風景に忠実な名前が付けられていました。
11月のやさしい習慣
11月は、家のなかから月を眺めるよう誘ってくれます。裸の枝に縁取られ、窓の霧の向こうにかすみ、煙の立つ屋根の上に浮かぶ月です。心地よい観察スポットを整えるのにぴったりの月です。毛布と温かい飲み物を用意して、ひとつの周期を無理なく追いかけてみましょう。
伝統は、この月に備えとしての内省を結びつけます。物事をまとめ、断熱し、脇に置いておくのです。月の日記をつけているなら、11月の新月は、冬に必要なものを、いちばん実用的なことから、いちばん象徴的なことまで書き出してみるのにふさわしい時期です。
庭仕事はどうする?
庭では、11月は木々と最後の球根を植え、霜の前にマルチングと防寒を行う時期です。詳しい手順は11月の月の庭仕事カレンダーでご案内しています。
11月の月相(正確な日付)
暦から算出した日時を東京時間で示し、毎晩計算しなおしています。満月・新月カレンダーで一覧を確認できます。
よくある質問
- 11月の満月はほかの月より明るいのですか?
- それ自体が明るいわけではありませんが、夏よりも高く昇り、夜も長く続くため、より長い時間照らしてくれます。しかも空気はしばしば乾いて澄んでいます。明るいという印象は、そこから生まれるのであって、円盤そのものによるものではありません
- 今月、いつ満月になるかはどう調べればいいですか?
- 今年の正確な月齢はこのページに表示されています。カウントダウンをリアルタイムで確認したいなら次の満月ページを、一年全体を見渡したいなら満月カレンダーをご覧ください。