用語集 タロット

マルセイユタロット

マルセイユタロットは、十七世紀から十八世紀にかけてヨーロッパで印刷されたモデルから受け継がれた、七十八枚の古典的なカードセットです。二十二枚の大アルカナと、四つのスートに分かれた五十六枚の小アルカナから構成されます。はっきりとした線と平坦な色面が特徴で、予言の道具というよりも自分自身の鏡として読まれることが多いタロットです。最も広く普及したタロットの系統の一つです。

その特徴

マルセイユタロットは、その簡素なスタイルと、場面が描かれていない小アルカナで見分けられます。ペンタクル、カップ、ソード、ワンドは、繰り返される象徴によって表現されます。そのはっきりとした色遣いとほとんど民衆的とも言える描写が、これを温かく読みやすく、ヨーロッパの伝統に深く根ざしたタロットにしています。

向き合い方

このタロットに入っていくには、まず固定した意味を探す前に、図柄と色彩に語らせてください。視線、所作、向いている方向を観察してみてください。それをあなた自身との対話として読み、今この瞬間に向けられた鏡として、一歩ずつ、カードを一枚ずつ、あなた自身のペースで進んでください。

出典

  • Alejandro Jodorowsky, La Voie du Tarot (2004)