用語集 干支占い

干支(かんし)の周期

干支(かんし)の周期は、十の天干と十二の地支を組み合わせる六十通りの組み合わせの輪です。六十という長さは恣意的な選択ではありません。それは十と十二の最小公倍数、つまり六十なのです。天干と地支は毎年一つずつ一緒に進みますが、一方は十で数え、もう一方は十二で数えるため、正確な組み合わせが再び巡ってくるまでに六十年かかります。この輪こそが、ある年の動物と元素を組み合わせるものです。

なぜ百二十ではなく六十なのか

十かける十二で百二十通りの組み合わせになると思うかもしれません。しかし天干と地支は位相を合わせて回転し、決して自由には進みません。二つは一緒にしか進まないのです。陽の天干は陽の地支としか出会わず、陰の天干は陰の地支としか出会いません。したがって組み合わせの半分は決して存在せず、有効な組は六十組しか残りません。ちょうど十と十二の最小公倍数です。

一つの人生、一巡り

六十年は一巡り丸ごとの時間です。あなたが六十歳の誕生日を祝うとき、あなたはあなたの生まれたときの正確な天干地支の組み合わせに戻ります。同じ動物、同じ元素です。中国の人々はこれを一つの節目とし、人生を経た後の出発点への回帰とします。あなたの年は決して単なる「子年」ではありません。それは例えば一九六〇年の庚子(かのえね、金の鼠)であり、二〇二〇年まで戻ってはきません。

出典

  • 中国の伝統
  • Joseph Needham, Science and Civilisation in China (1959)