愚者の旅
愚者の旅とは、二十二枚の大アルカナを一つの通過儀礼の道として読み解く象徴的な読み方です。あらゆる道具をすでに手にした若いエネルギーである魔術師(I)から、成就の姿である世界(XXI)まで、愚者が各段階を自由にさまよいます。各アルカナは内的な成熟の一つの駅となります。タロットの心理学的なアプローチによって支えられるこの読み解きの枠組みは、デッキを成長の物語へと変えます。
道の三つの時期
大アルカナの連なりを三つの息吹で読むことができます。最初のカード群、魔術師から戦車までは、構築を語ります。学び、選び、前進することです。次のカード群、正義から節制までは、成熟をもたらす試練を横切ります。最後のカード群、悪魔から世界までは、大きな変容を開き、成就の最後の舞いへと至ります。
あなたの展開で使う
大アルカナが出たら、この道の上にそれを位置づけてください。旅の始まりか、途中か、終わりかです。塔は魔術師のようには読めません。一方はすでに築かれたものを揺るがし、もう一方は始まりを開きます。「私はこの道のどこにいるのか」と自問するだけで、しばしばカードは語り始めます。
出典
- , La Voie du Tarot (2004)
- , Jung and Tarot: An Archetypal Journey (1980)