運命の人・牡羊座

牡羊座:あなたを補うエネルギーとは

愛情を込めたネタバレを先に言うと、あなたの運命の相手は「〇〇座」という一言では決まりません。おひつじ座が響き合うのは、空に刻まれたひとつの星座ではなく、あなたを補う3つのタイプのエネルギーです。支えてくれる人、燃え立たせてくれる人、映し出してくれる人。星座ではなく、エネルギーのタイプ。今のあなたに足りないのはどれか、それを見つけるのはあなた自身です。

あなたがおひつじ座なら(あるいはおひつじ座を愛しているなら、それは尊敬に値します)、きっと深夜二時に「おひつじ座 運命の相手」と検索したことがあるはずです。その気持ち、よく分かります。でも、ここでは星の犯人捜しはしません。恋は空でスキャンできるQRコードではないからです。あなたの太陽星座は、あなたがどう動き出すかを教えてくれますが、誰があなたの手を握るかまでは教えてくれません。だから、運命の話ではなく、エネルギーの話をしましょう。あなたのような火の始まりの星座に、本当によく効く3つの側面です。

あなたを地に着かせるエネルギー

あなたはいつも、どこでも、同時にすべてを始めようとします。あなたを補うエネルギーは、その火花が落ち着いたときに残ってくれる存在。根を張り、官能的で、長い時間をかけて誠実な、ひと目惚れを一つの家に変えてしまうようなタイプです。この存在はあなたを追いかけません。だからこそ惹きつけられるのです。あなたを急かさずに落ち着かせ、戦いのない日々にも優しさがあることを思い出させてくれます。危険なのは、その穏やかさを鈍さだと勘違いしてしまうこと。相手はあなたの勢いをせっかちさだと感じてしまうかもしれません。でも、テンポが揃えば、この火はようやく静かに燃え続けられる炉を見つけます。よく見つかるのはおうし座やヤギ座のあたりですが、それは決まりではありません。

あなたを駆り立てるエネルギー

ここで話しているのは、あなたと同じペースで走り、笑いながら追い越していくような存在です。燃えるように冒険的で、あなたの前で一歩も引かない、そんなエネルギー。自分自身の炎を守るべきものとして持っているからです。この相手との間に観客はいません。遊び仲間であり、旅の相棒であり、夜11時の議論相手。他の人が抱き合うように、あなたたちは挑戦を投げ合います。奇妙に聞こえるかもしれませんが、それこそがあなたたちの抱擁なのです。落とし穴は、同じ部屋にふたつの火があると、本当に熱くなりすぎることがある点(エゴ、誰が決めるか、誰が正しいか)。でも、どちらも相手の火を消そうとしなければ、この関係は遠く、強く進んでいきます。この側面は、しし座やいて座、時にはふたご座あたりと響き合うことが多いです。

あなたを映し出すエネルギー

これは、あなたに滑らかな鏡を差し出してくれるエネルギー。あなたが本能で投げかけるすべてを、じっくりと吟味してくれます。あなたが「私」と言うところで、相手は「私たち」と言うのです。外交的で、優雅で、相手のことをよく見ていて、勝つために誰かを打ち負かす必要はないのだと教えてくれます。惹かれ合うのは磁力のようなもの。相手はあなたに足りないものを持っていて、その逆もまた然り。ふたつの磁石の半分同士のように、あなたを補い合う、あの有名な正反対の存在です。課題は、互いを消し合わずにバランスを保つこと。あなたはニュアンスを学び、相手は思い切って踏み出すことを学びます。伝統的には、この均衡のエネルギーは、あなたの反対側の星座であるてんびん座に結びつけられますが、それはひとつの側面であって、レッテルではありません。

この3つのエネルギーのうち、どれかが「正解」というわけではありません。すべてが並んで存在していて、今日あなたに語りかけてくるものが、一年前と同じとは限りません。本当の手がかりは太陽星座ではなく、金星とドラゴンヘッド(ノースノード)にあります。あなたがどう愛し、どこへ向かっているのかを語る場所です。今、あなたの空に本当に語りかけているのはどのエネルギーか、気になりませんか。

出典

  • Liz Greene, Astrology for Lovers, Weiser Books, 1986.
  • Howard Sasportas, The Gods of Change, Arkana, 1989.