占星術 · 惑星
個人惑星 水星・金星・火星、日々を支えるトリオ。
このレッスンを終える頃には、水星・金星・火星が出生図の中でそれぞれ何を描いているのか、つまりあなたの考え方、愛し方、行動の仕方がわかるようになっています。第4回のビッグ3の後、この三つの速い惑星があなたの性格の細部を描いていきます。数週間で星座を変えることから「個人惑星」と呼ばれ、その位置はあなたの世代よりも、あなた自身にずっと強く属しています。
要点まとめ
- できるようになること
- 水星・金星・火星がそれぞれ何を語るか見分ける
- 前提知識
- 第4回:太陽・月・アセンダント
- 読了目安
- 4分
- キーワード
- 考える、愛する、動く
なぜ「個人惑星」と呼ばれるのか
第4回のビッグ3は土台を与えてくれました。方向性のための太陽、心の内側の気候のための月、入り口の扉のためのアセンダント。水星・金星・火星はそこに細部を加えます。あなたがどう考え、どう心を寄せ、どう動き出すか。「これって本当に自分らしい」という感覚は、多くの場合この三つのおかげです。
これらが個人的と呼ばれるのは、その速さゆえです。水星と金星は数週間で、火星はおよそ六週間で星座を変えます。だからその位置は、たとえきょうだいであっても、一人ひとりで大きく異なります。反対に、遠くの惑星は何年も同じ星座に留まります。次のレッスンで、それがすべてを変える理由を見ていきます。
水星・金星・火星、それぞれの役割
水星はあなたの動く心そのものです。学び方、情報の整理の仕方、アイデアの組み立て方、物語の語り方。乙女座の水星は吟味して整理する。射手座の水星は広げてつなげる。蟹座の水星は記憶と感情で考える。同じ知性でも、道のりが違います。
金星はあなたが何を愛し、どうつながりを築くかを描きます。あなたの好み、味わい方、惹きつけ方、受け取り方。牡牛座の金星はゆっくりと味わい、感覚を通して結びつく。水瓶座の金星は愛情の中に友情と自由な空気を必要とする。金星はまた、美や金銭との関係も語ります。
火星はあなたのエネルギーを語ります。何があなたを動かすか、どう自己主張するか、必要なときにどう自分を守るか。牡羊座の火星はほんの少しの火種で走り出す。天秤座の火星は見極め、交渉してから進む。蠍座の火星は長期にわたって強度を保ち続ける。怒りもここを通ります。それはあなた自身についての貴重な情報です。
すでに知っていることと重ねて読む
あなたはすでに枠組みを手にしています。元素(第2回)が星座の素材を、区分(第3回)がそのリズムを与えてくれました。今度はそれを惑星に当てはめてみましょう。牡羊座のような活動宮の火にある火星は、牡牛座のような不動宮の地にある火星のようには動きません。一方は引き金を引き、もう一方は持ちこたえます。新しく覚えることは何もありません。すでに知っていることを重ねているだけです。
まだ足りない次元がひとつあります。それぞれの惑星が表現される人生の領域です。あなたの水星は語りますが、どこで語るのでしょうか。仕事で、家族の中で、公の場で。それが第7回で出会う「ハウス」の役割です。
今夜の実践
今夜、映画のように今日一日を巻き戻してみましょう。何かを説明したり理解したりした瞬間(水星)、心惹かれるものを味わったり選んだりした瞬間(金星)、自己主張したり、力を注いだり、少しいらだったりした瞬間(火星)を見つけてください。三つの惑星、そして名前をつけないまま毎日すでに行っている三つの身振りです。
次回はいったんペースを落とします。木星、土星、そして遠くの惑星たち。年月や世代を刻んでいく星たちの話です。
よくある質問
- 太陽と月も個人的なものではないのですか?
- その通りで、多くの占星術師は太陽・月・水星・金星・火星をまとめて「個人惑星」と呼びます。このレッスンではまだ出会っていなかった三つを取り上げています。太陽と月はアセンダントとともにすでに独立したレッスンで扱いました。
- 水星が太陽と違う星座にあることはありますか?
- あります。ただし決して遠くへは離れません。地球から見て、水星は太陽から28度以上離れることがなく、金星は48度以上離れません。だから水星は、あなたの太陽星座か、その隣の星座のどちらかにあります。それだけでも肖像にかなりのニュアンスを与えます。
- 自分の火星に自分らしさを感じられない場合は?
- まず、それを見せるのではなく生きているかどうかを見てみましょう。火星は目に見える自己主張だけでなく、努力や粘り強さという形で私的に表現されることもあります。この先のレッスン(ハウス、アスペクト)で、同じ位置がなぜ人によって大きく異なる形で生きられるのかを説明していきます。
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